エマルジョンについてのQ&A
エマルジョンとはどういうものですか?
エマルジョンは、溶質溶媒が共に液体である分散系溶液のこと。
乳濁液、エマルジョンともいう。
木工ボンド、アクリル絵具やマヨネーズが代表的な例としてあげられる。
分離している2つの液体をエマルジョンにすることを乳化といい、乳化する作用を持つ物質を乳化剤と呼ぶ。
エマルジョンはどのようにして作るのですか?
水-油系エマルジョンを形成する場合、油滴が水に分散する水中油滴(O/W型)エマルジョンと油中水滴(W/O型)エマルジョンのいずれかの構成をとる。
これは乳化剤の親水性と親油性の強度がどの程度であるかという性質によりどちらの状態をとり易いかが影響され、温度変化などによってO/W型とW/O型との間を移り変わる転相と呼ばれる現象も見られる。
乳化剤はどのようなものですか?
乳化剤(にゅうかざい emulsifier)とは安定なエマルジョンを形成する為に添加される両親媒性物質であり、一般には化学品の両親媒性物質である界面活性剤が用いられる場合が多い。
食品用、化粧品用、工業用といった用途に合わせて様々な種類の乳化剤が存在する。たとえば、マヨネーズにおいては、卵黄の脂質(リン脂質やステロール類等)が界面活性効果を表すし、牛乳においては乳タンパク質が働くことで安定なエマルジョンを形成している。
エマルジョンの電気二重層とはどのようなものですか?
乳化剤は、アニオン(陰イオン)型、ノニオン(非イオン)型、カチオン(陽イオン)型に分類されます。これは用途により使い分けたてます。
たとえば石鹸など陰イオン系界面活性剤は疎水性基を油滴側、カルボキシレートアニオン基を水側に向けて界面に配向することで油を水に可溶化する。
一方、カルボキシレートアニオン基の負電荷は分極した水を引き付け、アニオン電荷と分極した水の電荷から構成される電気二重層を形成する。
これにより油滴表面には同種の電荷が存在する為に油滴同士は反発し、エマルジョンは安定化する。
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